どうも!ひろ★ろん(@sxm_inc_hiro)です。
以前WAVESのセールでお安く購入したScheps73というプラグインのレビューをしたいと思います。
このプラグイン、個人的にかなーりオススメで使っている方も結構いると思いきや、レビュー記事が全く無かった…
![](https://i0.wp.com/hiroronsxm.net/wp-content/uploads/2018/05/maruhiro.png?resize=150%2C150)
と、言う事でざっくりですがScheps73の魅力をご紹介しちゃいます。
どんなプラグインなのか
![scheps73](https://i2.wp.com/hiroronsxm.net/wp-content/uploads/2016/10/scheps73.png?resize=594%2C586)
先ずは見てほしいのがこのGUI。このオールド感。テンション上がります…見た目から超好みです(個人的に)
見た目だけでも挿したら何だか音が良くなりそう。そんなわけない
このScheps73は超有名なマイクプリNEVE 1073という名機をモデリングしたプラグインなんです。
はい、もちろん僕は実機なんて触ったことありません!NEVE(ニーヴ)という名前を知ってる程度なので悪しからず。
NEVE 1073の実機写真↓
![1073aa](https://i2.wp.com/hiroronsxm.net/wp-content/uploads/2016/10/1073aa.jpg?resize=564%2C218)
デザインもしっかりシュミレートしてありますね。
世界的なミキシング・エンジニアAndrew SchepsさんとWAVESの共同開発プラグインらしいです。このお方、調べたらレッチリやメタリカのミキシングを手がけている方みたいです。なんだかもう凄そう。
さっきから見た目の事ばかり書いているので実際使用したサウンド面の感想もちゃんと書きますよ。
煌びやかなサウンドを付加できる魔法の3バンドEQ
僕は普段、EQは音域をカットする方法でしかあまり利用していなかったのですが、このScheps73は全く違いました。むしろブーストして良さが引き立つ。
あと3バンドEQだし使いにくそうだな~という印象でしたが実際使ってみたら結構細かい音域調整が可能でした。
![scheps73-2](https://i0.wp.com/hiroronsxm.net/wp-content/uploads/2016/10/scheps73-2.png?resize=428%2C179)
使い方は見ての通り、外側のノブで狙いたい音域を選び、センターのノブでブースト、カット。
HIGH(ハイ・シェルフ)は12KHz固定なのですが、このプラグイン細大のポイントがここです。
このハイ・シェルフが途轍もなく素晴らしく、ブーストすることで楽器に煌びやかさと言いますか、鮮やかさを与えてくれます。
ピアノでサンプル音源を使ってみた
こちらは何も通していない状態です。ピアノ音源はPianoteq5を使用しています。
Song:エチュード1番 ※こちらからMIDIデータをお借りしました。
そしてScheps 73を挿した音源がこちら↓
![scheps73-3](https://i0.wp.com/hiroronsxm.net/wp-content/uploads/2016/10/scheps73-3.png?resize=410%2C774)
![](https://i0.wp.com/hiroronsxm.net/wp-content/uploads/2018/05/maruhiro.png?resize=150%2C150)
ハイパスフィルター、DRIVEは切ってあります。
HIGH(12KHz)は分かりやすいように強調しています。いかがでしょうか、一気に明るいサウンドになりましたよね。
さらにPREAMPで多少のサチュレーションも加え絶妙なアナログ感も出せたかと思います!
因みに余談ですがDRIVEを押すととんでもなく歪むので楽器によってはご注意を!
僕はまだ試したことが無いのですが、ベースに使用すれば粘りのある歪になるらしいです。今度試してみます。
まとめ
特に際立たせたい音色にはScheps 73でブーストしてあげるだけで、今回のサンプル音源のように元気の良いサウンドになります。
味付け用EQとしてはかなりの戦力になると思うので是非他のDTMerの方にも使用して欲しいですね。
最近WAVESのセールでちょくちょく値下げしているので是非チェックしてみて下さい!以上
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