IK Multimediaのフィジカル・モデリングのベース音源『MODOBASS』先日解禁されました。
Twitterでもかなり話題になっています。
MODOBASS来てたんだけど、クソ音いいしモデルが網羅されているし軽いし、なんだこれは…やばすぎる… pic.twitter.com/e8ihtZUUzw
— こおろぎ (@Kohrogi34) 2016年11月29日
MODO BASS、投入。
ピックアップの種類とか弦の張り具合とか、いろいろいじれて面白い。
モデリングものとしては好感触です。
使い方によって評価が変わる音源かもしれませんが、持ってて安心系だと思いました。 pic.twitter.com/Vs52B5IjK8— ||: 宇佐美秀文┌1─┐:||┌2── (@Hidefumi_Usami) 2016年12月2日
MODO BASS すっごくイイ！弦の種類と劣化具合まで選べる…ポジションは誤差な気もするけどベース自体の種類が多いし、自由度もかなり高くて今のところ不満が見つからない。個人的には質も大事だけどやっぱり一番は種類と自由度派なので自分のベース音源最強はコレですね！ pic.twitter.com/B8SQI7KSAs
— RegaSound / dora (@RegaSound) 2016年11月30日
そんなにすごいのか！
…しかし僕は普段、ベース音源はDTMerにはお馴染の「Trilian」を使用しています。
こちらもかなりリアルなベースサウンドで有名ですよね。
つまりそうなったら、どちらが最強のベース音源かバトルさせるしかない！
と勝手に考え比較サンプルを作ってみました！
Contents
サンプル音源
BPM100のシンプルな8ビートサンプルを作ってみました。
ベース音源はどちらもFender Jazzbassのプリセットを使用しています。
期待の新参者「MODOBASS」
ザ・ベース音源チャンピオン「Trilian」
プレイ自由度、ニュアンスは「MODOBASS」の勝利か
サンプルを作っていて感じたのは先ず、MODOBASSはずば抜けてプレイ自由度が高いです。
Twitterにアップした動画を見てください。(音が小さいかも)
MODOBASSデモ中。切り替えも便利だし音いいなw動画じゃ音伝わり辛い pic.twitter.com/71tUESzXHS
— ひろ★ろん@依頼待ち (@sxm_inc_hiro) 2016年12月3日
簡単に「指弾き」「ピック」「スラップ」とプレイスタイルを変更できます。
更に、Trilianではスライドの長さ調節ができないのですが、MODOBASSではピッチベンドを駆使して自由に長さ、スライドさせるタイミングを調整できるのがかなり便利です。
音のリアルさ、プリセット数はTrilianの勝利か
音については好みもありますが、Trilianの方がタイトでずっしりしており、バンドに混ざった時でもしっかり低音を支えてる印象でした。
リアルさはTrilianに軍パイが上がるかな…という個人的な意見です。
そして32GB以上の音源が内蔵されているTrilianにはエレキ、アコースティック、更にはシンセベースまで用意されています。
これだけあればどんなジャンルにも対応できますね。
まとめ
結局どっちが勝利なの！？
と聞かれると一概に答えられないのが結果です。
Trilian使用者から言わせると、確かにMODOBASSはニュアンスや奏法、更にベースのカスタマイズも可能なのですが、「あのモダンな音色はTrilianにしか出せない！」という勝手なこだわりもあります。
これは本当に甲乙つけ難いです。
もうね、引き分けです！
どっちもいい！ｗ
Trilianの最大の弱点「スライド奏法」は物の見事にMODOBASSが網羅してしまいました。
サンプルのバンドイン前のスライドなんてかなりリアルじゃないですか？
Trilian音いいのになんでココがダメなの！？と誰しも思ったことだと思いますｗ
値段的にはTrilianは2~3万円、MODOBASSが3万円(12/4までイントロプライスで半額)
と、まあ似たり寄ったりなお値段ですね。
少しでもMODOBASSが気になった方は今のうちに購入してみてもイイかと思いますよ。
そして最後に言える事は新参なのにMODOBASSすげえ。って事です。
売り上げランキング: 3,280
売り上げランキング: 3,140
