どうも、ひろ★ろん(@sxm_inc_hiro)です。
ちょっとコーナー化しようか密かに企んでます「最近買ったモノシリーズ」
先日秋葉原で購入したビクタースタジオがプロデュースしたJVC「HA-MX100-Z」について書こうと思います。
Contents
普段作業で使用の定番モニターヘッドホンSONY MDR CD900STと比較
業務用として殆どのスタジオに置いてあると思います。 定番と言われているだけあり、モニタリングし易く作曲やミックスでも活躍しています。
そんなMDR CD900STですがなかなかクセが強いヘッドフォンで、「音が近すぎる」「高音が耳に刺さる」と言われる事もしばしば…。
確かに僕も初めてレコーディングで使用した時に「耳が痛くなる」という感想でした(ただ単にレコーディング環境が悪かっただけかもだけどw)
数年間使用し、900ST以外にも良いモニターヘッドフォンがあるのでは?という考えになりそんな呟きをしていたところ…
フォロワー様からこのJVC「HA-MX100-Z」を紹介してもらいました。
2011年にJVCとビクタースタジオが共同開発した「HA-MX10-B」を再生周波数帯域を拡大し、新たにチューンナップしたモデルが「HA-MX100-Z」
更に現代の音響環境に合わせてハイレゾ対応もしてます。
オススメしたいポイント①「付け心地」
先ず装着した時の感想。「おお!自然とすっぽり耳に被さって馴染む!」
900STのイヤーパッドは軽量化のせいか薄く作られています。その為か音が近過ぎたり、長時間の作業で耳が痛くなってしまう場合がありました。
が、このHA-MX100-Zはふくよかなパッドが耳を優しく包み、ごく自然な状態で作業ができます。
ヘッドバンド部分もしっかりしており、若干硬めに作られていますが問題なくストレス無くリスニングできました。
オススメしたいポイント②「サウンド」
初期モデル「HA-MX10-B」も試聴してみましたが、正直に言うと音場が狭く自分の好みの音ではありませんでした。
しかしこのHA-MX100は音場も広く、900STの様に高音が刺さることも無くまろやかなサウンドでとても聴きやすい。
若干中域が強いかな?と感じましたがかなり解像度が高く、リスニングしているうち気にならなくなりました。むしろバランスよく聴こえる。
ドラムのタムやハット、シンバルの位置、ボーカルにかかっているリバーブの強さまでしっかり確認できます。
ハイレゾ対応してるお陰か奥行き、空間をすべて表現してくれます。
長時間ミックス作業していても「耳疲れ」する事はありませんでした。
更に言うと普段使いのリスニング用としても使える。
それくらいマイルドなサウンドで自然と音楽を楽しめるイメージでした。
オススメしたいポイント③「ケーブル」
900STやモニターヘッドフォンが6.35mm端子なのに対してHA-MX100は3.5mmステレオ端子を採用。
最近ではiPadなどでも音楽制作や演奏ツールが増えているのと、スマホでも使用できる点からこれは個人的に嬉しかったです。
オーディオインターフェイスなどで使用するには変換端子を使用すればOK。
更に2.5mケーブルで少し長めなのでライブや野外など色んな用途で使用できそうですね。
まとめ
なんだか900STと比較する形で書いてしまいましたが、もちろん900STは「業界基準」モニタリングヘッドフォンなので決して劣っている訳ではありません。
現在もレコーディングスタジオやバンドスタジオでも置かれているモデルなので、覆すなんて事はまず無いと思います。
相反したモデルがHA-MX100なのでは無いかなと、使用してみて感じました。
900STが苦手な方は一度HA-MX100を使用して、自分に合ったやり易い環境で作業してみてはいかがでしょうか。
もちろん僕も用途に合わせてこの2つを使い分けていきたいと思っています。