簡単にできるボーカルMIX処理方法&使用プラグイン説明をしてみた

プラグイン








「MIXをする際、どんなプラグインでどう処理していますか?」と言う質問やDMがわりと来ていたので記事にしてみました。

※あくまで個人的な手法ですので参考程度にして頂けたらと思います。

 

 

 

使用プラグイン配列

 

簡単な図にまとめてみました。

基本的な配列はこのようなイメージで行っていますが、もちろん時と場に応じて順番やプラグインを変えたりします。

オプションも必要な時に限り使用する感じです。

 

FXセンドチャンネルには空間系プラグイン。どのくらいボーカルを横に広げたいか、など調整できて便利です。

 

 

1.コンプレッサー

 

使用コンプレッサーは『UAD LA-2A』です。

シンプルな操作性で原音を綺麗に残したまま増幅してくれます。

『Peak Reduction』はスレッショルドの役割をしてくれます。レべリングメーターと耳で確認しながら潰し過ぎないようツマミで調節しています。

 

また、このLA-2Aシリーズは3種類あり、それぞれキャラクターが違うのでその時々で使い分けています。

LA-2AはWAVES、Native Instruments、IK Multimediaなどのメーカーからもモデリングが販売されてるので、シンプルなコンプを使いたい!という方は是非チェックしてみて下さい。

 

2.イコライザー

 

使用イコライザーは『UAD Cambridge EQ』

こちらなんの変哲も無いEQなんですが、カットに関しては右に出るEQは無いのでは?と思うくらい素晴らしいEQです。

原音を劣化させず、カットしたい部分をスパッとカットしてくれます。

全5バンド+ハイカット、ローカットが付いてます。

 

基本いつもカットする部分はこの3点。

 

ローカット…100~200Hzくらいまでバッサリカット。あまりカットするとミッドローの無いスカスカなボーカルになってしまうので、張りが残るくらいまでカットします。

ミッド…中域はオケに合わせる時に重要な音域です。そのままではボーカルだけ浮いた感じにってしまうので500Hzあたりを気持ちだけカット。

ハイ…コンプで音を持ち上げた時に、高域部分がツンと耳に痛い時があります。その時は2~4kHzあたりをカット。また、女性ボーカルなどはカットし過ぎると煌びやかさが失われるので注意してカットしましょう。

 

 

3.ディエッサー

使用ディエッサーは『WAVES Renaissance DeEsser』

先ほどのイコライザーでハイカットしましたが、どうしても「サ行」などの歯擦音が気になる場合に使用。

狙った高音域部分だけに反応して目立たなくしてくれるプラグインです。

 

4.マルチバンドコンプ

使用マルチバンドコンプは『WAVES C6』

こちらのプラグイン、過去の記事でも説明しています。僕のプラグインの中で一番使用頻度が高いかもしれません。

WAVES C6を使ってカンタンにマスタリングしちゃおう!

2017.01.15

 

こちらもEQで処理し切れなかったミッド部分にピンポイントでコンプレッションし、オケと自然に混ぜたい時に使用します。

なのでボーカルの場合はミッド意外はバイパスしてます。

 

FXセンドチャンネル

使用リバーブは『Eventide Tverb』

視覚的に左右の広がり、さらにGateでなども調節でき重宝しております。

 

使用ディレイはStudio One付属の『Beat Delay』

プリセットの8分音符ピンポンディレイをうっすら掛けてます。ピンポンディレイとは左右交互に原音が鳴るディレイの事です。
これを使用することにより左右への広がりを作ることができます。

 

さいごに

だいぶざっくりでしたが、僕が普段ボーカルに使用しているプラグイン紹介&処理方法でした。

楽曲、ボーカリストのキャラクターによって使用するプラグインや配列は異なりますが、参考になればと思います。

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