Elgatoから発売されてるワンタッチLEDコントローラー『STREAM DECK』。アプリをコントロール、ソーシャルメディアを起動、オーディオを調整、マイクをミュート、照明をオン…設定さえすれば用途は無限です。
ゲーム配信者の方が使用しているのをよく見かけますが、僕も配信やDAWのコントローラーとして活用してます。
今回はOBSで配信する際のオススメ設定をご紹介します!
Contents
メインメニューの説明
僕が配信する際のメインメニューです。大まかにボタンの説明すると…
・Game…ゲーム画面に切り替え
・Toilet…トイレに行く際の待機画面に切り替え
・Mic On/Off…マイクオンオフボタン
・Wait…配信待機画面に切り替え
・Work Off…雑談中にブラウザやPC画面を開きたい時に押す
・Start…配信開始&終了ボタン
・Secret…Chromeシークレットウインドウを起動
・BGM…雑談とかで流してるBGMのオンオフ
・Twitch…配信サイトTwitchが起動
・OBS Studio…OBS起動
・時計…その名の通り時計表示
・CPU使用率…その名の通りCPU使用率表示
・Game On/Off…ゲーム音楽のオンオフ
だいたいこんな感じです。次は内部構造をご説明します。
OBSとのリンク構造
こちらがOBS画面です。主にシーン切り替えなどを駆使してワンタッチ操作できるようにしてます。
余談ですが最近はTwitchで配信することが多いのでこのような画面になってます。
予めOBS側のシーン、マイク設定など完了してある前提で説明させて頂きます。
OBS起動ボタンを設定
起動ボタンを設定するのは実に簡単、デスクトップ上などにあるアプリまたはショートカットをドラッグ&ドロップするだけ。たったこれだけでワンボタン起動が可能になります。
シーン設定
STREAM DECK上の『OBS Studio』➜『シーン』に割り当てたいシーンを選択、これだけで簡単にシーン切り替えが可能になります。
マイク、BGMのオンオフ
STREAM DECK上の『OBS Studio』➜『オーディオミキサー』を選択、
タイプ『消音』、ソースは使用しているマイクを選択、モードは『消音を切り替え』
これでボタンを押してオンオフ切り替えが可能です。BGM、ゲーム音についても同じ用途で設定可能です。
ブラウザ、サイトを起動
STREAM DECK上の『システム』➜『Webサイト』を選択、指定のURLを入力したら完了です。
そしてこれを応用したのがシークレットウインドウ起動ボタンです。
以下、ワンタッチでシークレットウインドウを起動する方法です。
マルチアクションを駆使してシークレットウインドウを起動させる
先ずSTREAM DECK上の『マルチアクション』選択。
マルチアクションとは一回のボタンで複数の動作を組み合わせることが可能なプラグインです。
以下のように設定してください。
・二段目…マルチアクション『遅延』で1秒間の遅延を作ります。
・三段目…システム『ホットキー』でシークレットウインドウのショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[N]キーを設定。
これでワンボタンでシークレットウインドウが起動されます!
時計、CPU使用率を表示
こちらはオマケなようなモノですが、ゲームによってはCPUをだいぶ食うゲームなどもあるので精神衛生上、僕は表示してあります。
STREAM DECK上の『カスタム』➜『アナログ時計』、『CPU』を選択。
アナログ時計に関しては文字盤やデジタル表示などもできるのでお好みでカスタマイズしてみて下さい。
さいごに
以上、僕が普段STREAM DECKで使用している設定集でした。
まだまだこれ以上に複雑な設定も可能ですのでイイ設定などあれば是非教えて下さい。
以前、ベース音源『MODOBASS』のキースイッチコントローラーとして使用する方法を記事にしてるのでもし良ければそちらもご覧ください。