楽曲製作を進めて行くうちに、気づけばシンセや音源トラックをたくさん立ち上げた影響でパソコンに負担をかけてしまう事が多々あると思います。
Studio OneではMIDIトラックをオーディオ化する事はもちろん、オーディオ化したトラックをMIDIに戻すことも可能です。
(2020.2/11…Studio One ver, 4.6.1)
音源MIDI→オーディオデータ化
変換したいトラックをクリックし選択状態で
「トラック」→「変換」→「オーディオトラックに変換」をクリック。ダイアログが開きます。
・インサートをレンダー・・・トラックにインサートしているプラグインごとオーディオ書き出しします。
・インストゥルメントトラック状態を維持・・・後からMIDIへ再変換できます。チェックを入れておきましょう。
・インストゥルメントを削除・・・インストゥルメント(シンセまたは音源)プラグインを削除します。再変換すればまた立ち上がるのでチェックを入れておきましょう。
オーディオ変換後もインサートしてるプラグイン(EQなど)を調整する場合は『インサートをレンダー』のチェックを外しておきましょう。
オーディオデータ→MIDIに戻す
今度は逆にオーディオ化したデータをMIDIに戻す作業です。
変換したいトラックをクリックし選択状態で
「トラック」→「変換」→「インストゥルメントトラックに変換」をクリック。
これで元のMIDIトラックに戻ります。
以前起動していたシンセや音源類も再び立ち上がるのでご安心を。
普通にバウンスしてしまうとMIDIを再編集できなくなってしまうのですが、この方法ならオーディオ化した後に楽曲のキー変更やフレージング変更などができるのでとても便利です。
PC負担が気になる方は是非利用しましょう。