IK Multimedia ARC2.5でスピーカーを簡単ルームチューニング!

プラグイン








どうも、ひろ★ろん(@sxm_inc_hiro)です。

前々からDTMerの方々が「モニタースピーカーの音が一気に良くなる」「MIXの悩みが解消できる」と注目しているIK Multimedia ARC2.5という音場測定・補正ツール。

今回フォロワー様のブログを読んで思わず導入してみました。

臨時収入が入ったので今回 IK Multimediaさんから出ているARC2 System(Advanced Room Correction System)を導入してみました近々2.5が出るという情報を買ってから知った...

 

ARC2.5ってどんなモノ

部屋の大きさ、スピーカーの鳴り、反響などを測定してフラットな状態にモニターを改善してくれる超画期的なプラグインです。

どんなにいいモニタースピーカーを持っていても、自宅環境で鳴らした時にしっかりフラットに鳴ってくれているか?と言われたらそうとは限りません。

 

僕もミックス作業中にヘッドフォンで聴いた後にスピーカーで聴くと「んんん!?どっちが正しい音なんだ!?」と戸惑うことがしばしば…

んで、結局耳の疲労と時間を費やしてやっとミックス完成!という感じでした。

 

価格はお手ごろ

ARC2.5は定価だと3万円程なのですが、限定優待版というものが存在し、他社有償DAWを所有していれば2万円ほどで購入可能!

購入後にFAXで個人情報と有償DAWのプロダクトキーを送れば直ぐに使用可能になります。

 

他にもクロスグレード版があり、IKオンラインストアでの通常価格が99.99ユーロ以上の製品を所有していればこちらも同価格で購入可能です。

 

 

 

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実際に測定してみた

僕の部屋は大きさは6畳ワンルーム、モニタースピーカーはEVE SC205を使用。

一応スピーカーの裏には吸音材などを貼っていますが、部屋の構造的にローがまわる印象がありました。

ARC2.5にはこの細~いマイクが付属され、コレをマニュアル通りの位置にマイキングしていきます。

 

 

あー、すっごいピョンピョン鳴ってる。

この音をマイクが拾って鳴りを測定します。

計7箇所終われば測定完了!

 

オレンジの部分が元の音、白の部分が補正後の音です。

元の音のEQを見たとおりかなりグニャグニャしてますね。

やはりローがかなりあやふやだったご様子。20kあたりも急降下してますね…コレはヒドイ

フラット補正した音を聴いた印象

計測が終わったので、DAWのマスターにARCプラグインを挿して、先ほどセットアップしたプリセットを起動。

さっそく自分の曲や好きなアーティストの曲を聴いてみました。

 

最初の印象はと言うと

 

「なんか、迫力が全然ない…」

 

今までローがぶいぶい出ていて迫力があったモニターがなんだか寂しい。

これは失敗か…

調子乗って買っちゃったよアホ

 

と思いつつ、もう少し音量を上げ数曲聴いているうちに気づきました。

 

これは迫力が無くなったのではなく、今まで出すぎていた部分がちゃんと補正してくれている!

ずっとこのスピーカー環境に慣れていたので気づかなかったけど、今まで霞んでいたロー部分がしっかり引き締まって聴こえます。

 

これは次回からのミックスはかなり期待できそうな予感…

さいごに

今回のARC2.5導入でかなり音周りが改善されました。

僕が使っているモニターSC205も本来の力をやっと発揮してくれた印象です。

ここまで簡単かつフラットに補正してくれるので、新しくモニターを新調しようと悩んでいる方は先ず一度ARCを導入してから考えてみてはいかがでしょうか。

もちろん音の改善方法は他にもたくさんあるので、ARCはあくまでその一つの方法と考えてもらえばいいと思います。

 

あと個人的に、時期アップデートがあれば是非スタンドアロン起動できるようにして欲しい。

フラットなまま音楽や映画を楽しめたら最高だなーと。

 

以上、IK Multimedia ARC2.5レビューでした。

 

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