どっちがリアル?話題のフィジカル・モデリングベース音源「MODOBASS」VS「Trilian」

プラグイン








IK Multimediaのフィジカル・モデリングのベース音源『MODOBASS』先日解禁されました。
Twitterでもかなり話題になっています。

 

 

そんなにすごいのか!

 

…しかし僕は普段、ベース音源はDTMerにはお馴染の「Trilian」を使用しています。

trilian

こちらもかなりリアルなベースサウンドで有名ですよね。

 

つまりそうなったら、どちらが最強のベース音源かバトルさせるしかない!

と勝手に考え比較サンプルを作ってみました!

サンプル音源

BPM100のシンプルな8ビートサンプルを作ってみました。
ベース音源はどちらもFender Jazzbassのプリセットを使用しています。

期待の新参者「MODOBASS」

 

ザ・ベース音源チャンピオン「Trilian」

 

プレイ自由度、ニュアンスは「MODOBASS」の勝利か

サンプルを作っていて感じたのは先ず、MODOBASSはずば抜けてプレイ自由度が高いです。
Twitterにアップした動画を見てください。(音が小さいかも)

 

 

簡単に「指弾き」「ピック」「スラップ」とプレイスタイルを変更できます。
更に、Trilianではスライドの長さ調節ができないのですが、MODOBASSではピッチベンドを駆使して自由に長さ、スライドさせるタイミングを調整できるのがかなり便利です。

 

音のリアルさ、プリセット数はTrilianの勝利か

trilian-sample

 

音については好みもありますが、Trilianの方がタイトでずっしりしており、バンドに混ざった時でもしっかり低音を支えてる印象でした。
リアルさはTrilianに軍パイが上がるかな…という個人的な意見です。

そして32GB以上の音源が内蔵されているTrilianにはエレキ、アコースティック、更にはシンセベースまで用意されています。
これだけあればどんなジャンルにも対応できますね。

まとめ

結局どっちが勝利なの!?

と聞かれると一概に答えられないのが結果です。

Trilian使用者から言わせると、確かにMODOBASSはニュアンスや奏法、更にベースのカスタマイズも可能なのですが、「あのモダンな音色はTrilianにしか出せない!」という勝手なこだわりもあります。
これは本当に甲乙つけ難いです。

もうね、引き分けです!
どっちもいい!w

Trilianの最大の弱点「スライド奏法」は物の見事にMODOBASSが網羅してしまいました。
サンプルのバンドイン前のスライドなんてかなりリアルじゃないですか?

Trilian音いいのになんでココがダメなの!?と誰しも思ったことだと思いますw

値段的にはTrilianは2~3万円、MODOBASSが3万円(12/4までイントロプライスで半額)
と、まあ似たり寄ったりなお値段ですね。

少しでもMODOBASSが気になった方は今のうちに購入してみてもイイかと思いますよ。

 

そして最後に言える事は新参なのにMODOBASSすげえ。って事です。

 

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